みなさん、こんにちは!
今回のお話になりますが、みなさんは「間取り」というものについてどういうイメージをお持ちですか?
家づくりの際に多くの方が頭を悩ませるのが、間取りではないでしょうか?
間取りの中でも「 和室 」がいるのか、いらないのか悩まれる方が多くいます。
「今すぐには使わないけど、将来の事を考えたら欲しい…。」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
近年、和室を取り入れる方は減少傾向にあります。和室を取り入れない代わりに、「LDKを広く取りたい」、「水回りを充実させたい」と言われる方々が増えています。
しかし、全体的には減少傾向にあるものの、若い世帯の方ほど和室を取り入れている方が多くなってきています。
ここで1つ疑問が浮かびます。
全体の統計的には和室を取り入れる方が減少傾向にあるのに、なぜ若い世帯の方は和室を取り入れる方が多くなっているのか。
理由としては、小さなお子さまがおられる20代~30代の世帯が、子どもを遊ばせるスペースとして和室を採用しているからです。
そこで今回は「和室のメリット・デメリット」や「和室のオススメデザイン」についてご紹介します。
◯和室のメリット
①活用方法がたくさんある
和室は住むご家族によってさまざまな使い方があります。
例えば…
- 布団を敷いて寝室にする
- 子どもの遊び場や昼寝をするスペースにする
- お客さんが来られた時のスペースにする
- 机やこたつをおいて居間にする
- アイロンがけや洗濯をたたむ際の作業スペースにする
- 仏間にする
このように、和室は1部屋あるだけで自由自在に活用することができます。
②リラックス効果がある
和室は、昔から親しまれているため、多くの方が落ち着く空間として認識されています。
また、畳に使用されている藺草(いぐさ)にはリラックス効果や睡眠効率を上げる効果があるといわれています。
さらに空気を浄化する効果もあります。藺草の芳香成分には殺菌作用があり、空気中の二酸化炭素などを吸収し空気をキレイにしてくれます。
③収納スペースが確保できる
和室は①でご紹介したように、活用方法がたくさんあるためほとんどの方が収納をつけます。
和室に収納があることにより、お家全体の収納量を増やすことができます。
また、LDKは収納量が少ない傾向にあるのを和室をLDKに近くに配置することで補填できます。
◯和室のデメリット
①年数による劣化
和室に使用する畳の多くは藺草を使用しています。その藺草は年数を重ねていくごとに劣化していくのでメンテナンス費用がかかります。
また、和室を南側でよく日が当たる場所に設けた場合、日光により、日焼けをしてしまう恐れがあります。他にも畳の性質上、重たい家具を置くと跡がついてしまったり、フローリングよりも汚れたときの掃除が大変であったりします。
トヨタホームでは、材料に藺草を使用していないテキスタイルフロアという畳があります!表面の織物は化学繊維素材なので、汚れにくくお手入れは簡単です。また、畳がいたんで、カスが出たり、ダニが繁殖したりする心配もありません。
②他のスペースが狭くなる
和室はほとんどの方が1階に配置を考えています。
和室を配置することによってLDKの大きさが狭くなったり、洗面室が大きく取れなくなるなどのデメリットもあります。
また、最近では洗面室やランドリールームなど水回りを大きく取られる方も増えており、水回りをどちらも大きく取ろうと思うと建物自体が大きくなってしまうこともよくあります。
他のスペースとのバランスも考えながら和室がいるのか。いらないのかを考える必要があります。
◯和室のオススメ配置とデザイン
次に和室のオススメデザインのご紹介をします。
和室のデザインにはいくつか種類があります。ご家族の和室の使用方法によって使い分けるのがオススメです!
特にリビングに併設する際には、生活をイメージしながら計画しましょう!
①小上がり和室
気軽に腰掛けたり休んだりすることができ、畳の色合いの工夫で洋風の家にも合いやすい、おしゃれな和室を作ることができます。また、小上がり和室の段差部分を利用して収納スペースも確保できます。お子さまがリビングの近くで勉強ができるように、ワークカウンターを設置するもの良いと思います!
②掘りごたつ付き和室
直接畳に座るのがつらいという方や、昔ながらの和風な和室にこだわられたい方に向けた和室になります。壁紙や証明、床の間などを工夫することで高級感のあるおしゃれな和室が計画できます!
◯最後に
今回は間取り・プランの中でも『 和室 』に焦点を当てて、ご紹介しました!
和室のメリット・デメリットや少しこだわった和室デザインなどご参考になりましたでしょうか?
今回は文章でご紹介しましたが、是非一度お近くの展示場でお住まいのイメージを見つけましょう!その際には是非トヨタホームをご見学下さい!!お待ちしております。