みなさま、こんにちは!
突然ですが、みなさまは家がどのようにして建てられるかご存知でしょうか?

住宅の建築工法には、軸組・パネル・2×4などさまざまなものがありますが、『ユニット工法』という、家の8割以上を工場生産する建築工法があります。
自動車を工場で生産するのと同じイメージです。

今回は、『工場生産の家』とは一体どんなものなのか、メリット・デメリットを交えてご紹介致します!

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工場生産の家とは

皆さまは、家を建てている建築現場をご覧になったことがありますか・・・?

おそらく多くの方は大工さんが現場で一から柱や梁(はり)を組み立て、時間をかけて少しずつ家をつくり上げていく姿を想像されるのではないでしょうか。

今回ご紹介する『工場生産の家』は、その名の通り家の8割以上を工場でつくり、それを現地で組み上げていくという方法で家を建てていきます。実際にご覧になったことがない方には想像しづらいかもしれませんが、既に窓や外壁が取り付けられたユニット(箱)を現場でクレーンを使って組み上げていきます!

家を工場で生産することのメリット・デメリット
家を工場で生産することのメリット・デメリット

なぜこのような工法を採用しているかというと、『品質の高い家』をお届けするためなんです!

では、具体的にどのような特徴があるのか、『工場生産の家』のメリット・デメリットをご紹介します。

工場生産のメリット

  1. 構造体・断熱材などの部材が雨に濡れない!
  2. 工期が短い!
  3. 環境の整った工場で熟練技能者が作業。安定した高品質な家がつくれる!

構造体・断熱材などの部材が雨に濡れない

家の品質は天候や施工場所に左右されます。

例えば、現場で一から部材を組み立てていくような家づくりの場合、雨をしのぐことができず家の構造体・断熱材等が濡れてしまう恐れがあります。

家の品質を保つために不可欠な断熱材等は、水に弱い性質のものが多いため、雨に濡れてしまうと品質が低下してしまいます。

ただ、家が建ってしまうと構造体や断熱材は見えなくなってしまうので、何十年たった後も大丈夫なのか、確認することができず心配ですよね。

その点、工場生産による家づくりは、環境の整った屋根のある工場でつくり込んだユニットを現場でわずか1日で組み上げてしまいます!

「朝には何もなかったのに、夕方には家が建っている」というような状態です。

ご近所の皆さまに驚かれることが本当に多いです。

晴れた日に据付から屋根の防水工事までを行うので、家の部材が濡れる心配はありません。

当然ながら雨が降る場合は、日程を変更致します。

このような施工方法によって、工場でつくった高品質の家をそのままお届けすることを可能にしておりますのでご安心いただけます。

家を工場で生産することのメリット・デメリット

工期が短い

工場生産の家は、上の写真の通り、「据付から屋根の防水工事までを1日で行う」ので、もちろん工期も短くなります。

大工さんが現場で一から組み立てていく一般的な在来工法と比べると、平均で2~3カ月ほど工期が短いとされています。

工期が短いと、お客様自身も早く新しいマイホームに住むことができますし、工事中の騒音などによって近隣の方に迷惑をかける期間を最小限に抑えることができるので一石二鳥です!

環境の整った工場で熟練技能者が作業。安定した高品質な家がつくれる!

生産は、屋根のある明るい屋内で、天候・気温に左右されずに作業することを可能にします。

建築現場での作業は、天候・気温の影響を直接受けてしまうため、品質にバラつきがでてしまう恐れがあります。

現に私たちの命を守る飛行機や自動車などは、すべて屋根のある工場でつくられており、工場生産することによって高品質を保っているのです。

また、高精度の技術と熟練された技能者の腕を組み合わせることによって、効率的で正確な作業を可能にしています。

例えば、家全体では約1000本ものビス・ネジなどが使われているのですが、これを人の手によってミスなく正確に行うのはとても大変な作業です。

もしかしたら見落としがあるかもしれません・・・その点、高精度な機械を使えば作業を正確に行え、見落としの心配もないですよね。

本来なら現地で重力に逆らいながら行う天井作業も、工場であれば、天井の向きを変え負担の少ない下向き作業をすることが可能になります。

家を工場で生産することのメリット・デメリット
▲一般的な施工風景
家を工場で生産することのメリット・デメリット

▲天井を反転させた下向き作業

このように、環境の整った工場で家づくりをすることによって、つくり手の技量に左右されず、安定した高品質な家を実現することができています。

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工場生産のデメリット

  1. 施工できない土地がある・・・
  2. 建てられる住宅会社が限られる・・・

施工できない土地がある

工場生産を行う上で障害となりやすいのが、建築地です。

工場生産の場合、既に窓や外壁が取り付けられたユニットを現場で大型クレーンを使って組み上げていくため、ユニットを運んでくるためのトラックや、組み立てるためのクレーンが進入できないような土地では施工ができなくなってしまいます。

例えば、前面の道路が狭い・敷地の上空に障害物(電線等)があるなどです。

そのため、あらかじめその建築地で施工が可能なのかどうかを確認させて頂く必要があります。

土地の特徴によっては施工可能な場合もありますので、必ず建築会社に確認するようにしてください!

建てられる住宅会社が限られる

工場生産による家づくりは、高品質で安心して暮らせる住まいを実現することができますが、採用している住宅会社が少ないのが現実です。

なぜかというと、工場生産を行うためには、それを可能にするための大規模な工場と高い技術力が必要になるからです。

そのため、住宅の8割以上を工場で生産することができる住宅会社は限られ、どの会社でも工場生産を行えるというわけではありません。
(一般的には家の生産過程のうち、約2割を工場で生産する住宅会社が多いです。)

「工場生産の家を建てたい!」という方は、あらかじめどの住宅会社なら施工可能なのかチェックしてみてください!

さいごに

今回は家を工場で生産することのメリット・デメリットをご紹介しました。いかがだったでしょうか?

はじめにもお伝えしましたが、住宅の建築工法はさまざまで、それぞれに特徴があります。
工法ごとに、得意なことも不得意なこともあるのです。

「どの建て方が良い!」というわけではなく、「お客様にとっての良い建て方」を見つけていただければと思います。

そのためには、“自分たちがどのような家をどのような工法で建てたいか”をイメージ頂く必要があり、“住宅会社の特徴やメリット・デメリット”を理解する必要があります。

ただ、多くの方にとっては初めての家づくりで、“何をどう始めればよいかわからない”という方も多いと思います。

そんなときはぜひ住宅会社のスタッフに頼って下さい!

お客様に寄り添い、真剣にアドバイスさせていただきます。

そして、お客様にとってベストな理想のマイホームを実現しましょう!

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