二世帯住宅のメリットは?費用や間取りなど、大切なポイントをご紹介

今回の家トークは、「二世帯住宅」について書かせて頂こうと思います。

二世帯住宅を建てた後に、後悔して頂きたくないのでまとめてみました!

とても長くなっているため、気になるキーワードが既にある方はサイト内で検索してみてください!
キーボードの 「Ctrl」と「F」を同時に押すと検索窓が出ますよ! 豆知識(笑)

● そもそも『二世帯住宅の定義』とはどんなものでしょうか?

A. 一般的には親世帯と子世帯が一緒に生活することを考え、建てた住宅のことを二世帯住宅と言われています。
(テレビアニメ:「サザエさん」のマスオさんとタラちゃんも磯野家に同居しているため、磯野家の平屋も二世帯住宅の扱いですね)

しかし、この二世帯住宅は造語の意味合いが強いため、「二」「世帯」「住宅」という3つの単語から推測すると、特に親子関係がなくても使用することは可能です。

※「世帯」とは (goo国語辞書より引用)

  1. 住居および生計を同じくする者の集まり。所帯。「一●●当たりの収入」
  2. 一戸を構えて独立の生計を立てること。また、その生計。「●●を持つ」「●●道具」
  3. 生活に必要な家屋と家具。財産。身代。

そのため、例えば 友達と同居する住宅(シェアハウスのような別世帯で住む住宅)や兄弟で同居する住宅でも二世帯住宅と言えてしまうと思います。

しかし、今回は親子世帯での2世帯住宅について焦点を当て書き綴っていきます!

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● 二世帯住宅にするとどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

まとめてみました!

<メリット>

  • 幼いお子様のお世話を頼みやすい
  • ご両親の安否を確認しやすい
  • ご両親が既に持ち家で建て替えを検討している場合に一世帯の住宅を2棟建てるよりも費用が抑えやすい。(全部共有/部分共有/独立タイプ の2世帯住宅の場合)
  • 空き家問題にならない(全部共有/部分共有/独立タイプ の2世帯住宅の場合)
  • 相続税対策になる(小規模宅地等の特例など)

<デメリット>

  • 間取りやプランによってお互いのプライバシー確保が難しい(特に全部共有の場合)
  • 世帯構成が変わった場合にどのように使うかが間取りによっては難しい
  • 費用が単世帯住宅より割高になる

● どんな家族が二世帯住宅に住むことをおすすめできるのでしょうか?

A. 「夫婦共にお互いの両親と衣食住共にしても苦にならないくらい仲良しな家族」と言いたいところですが、よほどの複雑な関係でなければ、どんな親子でも二世帯住宅を建てることが可能です。

今、「いやいやそれは嘘でしょ!」と思われた方もいらっしゃるかと思います。
しかし 建物の間取りによってほとんどの二世帯住宅の問題を解決することができるのです。
二世帯住宅で親子関係がうまくいく方法は「間取り」といっても過言ではありません。

では、二世帯住宅はどんな間取りのパターンがあるかをここでご紹介します。

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二世帯住宅間取り『種類』は?

  1. 全部共用タイプ

    • 寝室以外、ほとんどの空間を二世帯で共有します。
    • 自然にそれぞれの動線が交わるため、家中が、交流の場に。
    • 親世帯や子どもへ目が行き届き、家事や育児の協力も得やすくなります。
    • ※父おひとり母おひとりとご両親がおひとりの家族構成の場合、間取りはこのタイプをおすすめします。
    • お茶や軽食などは自分達で楽しみたいというご両親の場合はミニキッチンなどを置くことで快適度がアップします!
    • ※「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」の家はこのタイプです。
  2. 部分共用タイプ(一部共有タイプ)

    • 玄関やキッチン、水廻りなど、一部の空間のみを共有します。適度なプライバシーを保ちながら、食事の時間やスペースは共有。気を使いすぎることなく、家族の気配を感じながら、安心して暮らせます。
    • ※キッチン共有・風呂共有にすることで坪単価(設備費用)を下げることが可能です。
    • 平屋の場合は親世帯と子世帯を廊下(渡り廊下)などで空間として仕切ることで、話し声などの音の問題を軽減することができます。
    • トヨタホームの場合、ハイグレードウォールという防音性に優れた壁がありますので、おすすめしています。
  3. 独立タイプ

    • 玄関、キッチン、お風呂などを別々に設け、ひとつ屋根の下で生活する空間を区切ります。
    • それぞれの生活リズムでプライバシーを守りながら暮らせます。
    • ※1階と2階(上下階)に分けることでほとんど気持ち的には独立した形にできます。
    • 3階建て・4階建ての場合には、エレベーターを付ける方もいらっしゃいます。
  4. 建物分離タイプ(隣居)

    • 隣接(左右/縦割り)・近接した土地に世帯ごとに家を建てます。生活圏を共にしながら、それぞれ自立した生活で、遠すぎず、近すぎずの程好い距離感が生まれます。
    • また、郵便受けも別々になるので荷物やお手紙の仕分けの必要がありません。
    • ※中庭を挟んで左右分離で住宅を並べれば家は完全分離でありながらも、お庭を共有できますので、お手入れを含めお互いにメリットがあるかと思います。

実例(モデルルーム)が見たい方は、
トヨタホーム岡山のRSK展示場OHK展示場でご覧いただけます。

RSK展示場来場予約:
https://toyotahome-oka.com/network/?c=network_2&pk=1512525863
OHK展示場来場予約:
https://toyotahome-oka.com/network/?c=network_2&pk=1512528015

2世帯住宅の場合、注文住宅が多く、建売で販売していることは珍しいです。
そうなると二世帯住宅の“相場がどのくらいになるのか”気になる方も多いのではないでしょうか。

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● 二世帯住宅の費用は?

二世帯住宅に大きくかかわる建築費(金額)にかかわる要素をまとめてみました。

  • 土地
  • 家の大きさ
  • 家の階数
  • 共有部分の量

上記の要素についてQ&A方式でご紹介します

Q. 二世帯住宅を建てるには必要な土地面積はどのくらいか?

ここで大切になってくるものは、通常の一世帯の住宅と同様に土地面積に対しての「1階部分の坪数」「駐車場(どんな車を何台停めるか)」「お庭」の3つが大きさになります。

一般的に165m2(50坪)の土地に対して、延床面積が110m2(33坪)の2階建ての家を建てた場合車は約3台、庭があると車2台停めることができます。
※大型分譲地参考。

A. 平屋か二階建か、車の台数、お庭の有無で大きく変わりますので、一概に土地面積に関してはお答えが出ません。申し訳ありません・・・。
しかし、以下に補足をさせて頂きますので、ご参考にしていただけたら嬉しいです。

1)建て替えの場合

車の台数が増える可能性がありますので要注意です。

50坪の土地で車を4台以上停めた二世帯住宅を考える場合は、1階の住宅に使用できる面積が小さくなりますので、3階建て等も検討することをおすすめします。

また、小規模宅地・狭小の土地の場合は隣家との距離が近くなる事が多いため、LDKや部屋の採光に関してもしっかりと検討することが大切です。

※また土地によっては3階建てや4階建てが困難なケースもありますので、事前にご確認頂くことが必要です。

※建蔽率 容積率

2)土地を購入する場合

土地費用は、新築を建てる場合には大きな負担となります。

一般的に小学校区や中学校区で土地をお決めになる方が多いようですが、お子様がその学校区で通う期間は9年間(小学校6年・中学校3年)と短く、学校区だけに拘るのはでは無く何十年とお住まいになる住環境を考慮することも含めて、ご検討頂くことが必要ではないでしょうか。

勿論、お子様のことを考えて小学校の徒歩圏内で、“少し価格が高くても土地優先で選びたい”というお気持ちは十二分に理解できます。

しかし、土地予算に重きを置いてしまい「学校は近いが、少々手狭となる家で生活をする60年(トヨタホーム最長保証の場合)」と「住環境の良い広々と伸びやかな空間の家で生活をする60年」のどちらがご家族にとって良いのか、しっかりとご検討頂くことをおすすめ致します。

Q. 二世帯住宅はどのくらいの坪数の建物がいいのか?

一般的な4人家族の平均坪数は 28坪~35坪(延べ床面積92m2~)と言われています。

となると・・・2倍の最低でも55坪以上!?と思われた方も多いのではないでしょうか。
(検索をかけると55坪・60坪・70坪・80坪・100坪と大きい数字も出てきます)

60坪以上の住宅は、分かりやすい表現としては「展示場と同じ」か「それ以上の大きさ」になります。

参考までにトヨタホーム岡山の展示場は以下のようになっています。

しかし、実際の二世帯住宅はそこまで大きな家でなくても建てることができます。

A. 共有部分をどれだけ増やすかによって二世帯住宅の坪数を減らすことができるため、完全共有タイプの家ならば30坪台~でも2世帯住宅は可能です。

ただ、共有部分が増えることで、両世帯で気遣いする事が増え、新居にも関わらずお互いがストレスを感じる事となると本末転倒になるため、お住まいされる方全員で事前にご相談をすることが、後悔をしない二世帯住宅へのチェックポイントとなります。

Q. 二世帯住宅にはどのくらいの費用がいるの?

上記はお風呂、トイレ、キッチンを両世帯共有にするかによって大きく値段に差が出てくる部分になります。

ハウスメーカー注文住宅の場合、坪単価が1坪当たり約75万円~となります。

資材高騰により、建築材料費が上がっているために業界全体で価格が上昇しております・・・
(設備や仕様によって大きく増減があるため、坪単価で一概に住宅の価格が決まる訳ではありませんが、しっかりと両世帯でご検討頂く必要があります。)

A. 実際に検討されているハウスメーカーに直接確認頂いたり、どんな間取りがご家族にあうかを一緒に相談しながら、実際のお見積りを依頼頂く事が大切です!

間取り次第で工事価格が3,200万~4,000万で可能なことも十分あります。

まずは、住宅会社の営業スタッフへお気軽に相談頂くことをおすすめ致します。

さて、大きな心配のもう一つとしてご相談を頂くのは、資金面や住宅ローンのことです。

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● 二世帯住宅の場合、ローンの組み方はどんなものがあるの?

やはり、二世帯住宅となると世帯が2つあるので、どうやってローンを組んだら良いのか?
また、月々の支払がイメージできないとのご相談も頂きます。

1)親子リレー返済

このローンは親から子にローン返済を引き継ぐものです。

多くの金融機関で取り扱っています。

親が高齢の方でも、子の借り入れ申し込み時の年齢を基準に返済期間を決めることができます。

そのためお子さんが45歳以下の場合でフラット35を利用し、親子リレーにすることで、最大の35年のローンを組むことができます。

このローン返済方法では、父親が80歳まで返済する負担や二世帯の生活費の負担を考慮して、親子でしっかりと協力することが大切です。

また、ご両親の健康状態や勤務先の経営状況や年収等の不安定な要素が多い場合には当初はご両親が返済と決めていても、いつから子世帯が返済をするのか等の点が曖昧になりやすいため慎重に検討する必要があります。

2)親子ペアローン

このローンの組み方は親子が住宅を共有し、親と子がそれぞれ同時に住宅ローンを組み、親と子が並行して返済をしていくというものになります。

親子の収入に応じて単独でローンを組むよりも借入額を増やすことが可能です。

また、一人ずつ異なる完済時期を設定できるため、親子での借入額や返済額もはっきりしています。

そして、住宅ローン控除などの補助金を各々が受けることができるため、返ってくるお金が増えます。

フラット35を利用する場合には区分登記が必要になることもお忘れなく!

● 二世帯住宅の税金はどうなるの?相続税対策になるの?

Q. 相続税対策になるの?

A. 小規模宅地特例を利用することで節税効果を期待できます!

2世帯住宅を建てることで、その住宅に住んでいる親族は、小規模宅地特例の対象者になり得ます。

この特例の対象となるのは他にも「配偶者」「家なき子特例ご対象者」となりますが、ご両親の土地とは別の場所に土地を買って家を建てた場合には対象要件とはならないため、二世帯住宅を検討されている方は 税務署・又は税理士にご相談される事をおすすめ致します。

「小規模宅地特例」を適用することができれば相続税を抑える事ができます。

※小規模宅地特例とは 小規模な宅地で一定の要件を満たしている場合に家屋評価額が最大80%(土地面積330m2まで)減額できる特例になります。

しかし、大きな減額になるので最大限この制度を利用するには、評価額の確認が必要です。

本件は、税理士に相談することをおすすめ致します。

※区分所有登記の仕方でこの相続税対策となる「小規模宅地特例」の対象になるかが変わってくるため、二世帯住宅をご検討する際には、税理士や営業スタッフに「小規模宅地特例の対象となるか?」を事前にご確認頂くことが大切です。

Q. 二世帯住宅を建てると固定資産税はどのようになるの?

新築の住宅を建てると、不動産取得税や固定資産税の軽減措置を受けることができます。
二世帯住宅の場合どうするのがいいのか疑問に思われる方が多いかもしれません。
2世帯分であれば、2戸分に軽減措置を受けたくなると思います。

A. 二世帯住宅で2戸分の軽減措置を受けるためには、建物の「構造」「利用」の面での独立性について求められています。

簡単にまとめると、各世帯に「玄関」「キッチン」「トイレ」があり、お互いに独立した生活ができ、親世帯・子世帯をつなぐ廊下や部屋などは、鍵のついた扉などで仕切ることが必要になってきます。

※要件は地域によって異なる場合がありますのでご確認をお願い致します。

※新築建物に対する不動産取得税は、固定資産税評価額(課税標準額)×3%(R3.3月末までの軽減税率)

そのため、居宅要件を満たし、50m2以上240m2以下の床面積の新築住宅の場合“一世帯当たり”1200万円の控除があります。

(例)固定資産税評価額3000万円だった場合

「1戸建て(1世帯ですむ家)」⇒(3000万-1200万)×3%=54万

「二世帯住宅」⇒(3000万-1200万×2)×3%=18万

※詳細やご不明な点は、お住まい地域の税務署にご確認をお願い致します。

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● 二世帯住宅の将来的な使用方法は?

2世帯住宅を建てたものの世帯構成が変化し、一世帯でお住まいになる(夫婦のみ)場合、空き部屋の活用をどうしたら良いのか?リフォームはどうしたら良いのか?賃貸として活用できるのか?中古住宅として売却できるのか?など建てた後どうしたら良いのか不安になる方も多いようです。

1)リフォームする

二世帯住宅の場合、一世帯になった場合にリフォームを考えられる方は多いです。

しかし、①②③のタイプの木造住宅の場合は柱や壁が多いこともあり、大きな間取り変更は難しい傾向があります。間取り自体に大きな変更はなく、壁紙や床を変えるなどの簡単なリフォームをして趣味の部屋や収納部屋にする方も多いようです。

※トヨタホームの鉄骨住宅ではリフォームも考えた構造になっています。耐震等級3を維持しながらも、新しい間取りに変更することが可能です。

2)賃貸にする(一部賃貸)

1世帯分を賃貸として活用することも可能です。ただし、入居者とのプライバシーの確保が難しいため、ホームステイを引き受けたり、一部分のみを民泊などに利用したりすることが最大限の活用方法になる印象があります。

③のタイプは入居者とのプライバシー確保が比較的しやすいため、踏み込んでほしくないご家族だけの共有空間へは鍵付きのドアや壁をリフォームすることで可能になります。しかし、火災保険などの変更は必要になるため、詳しくは行政機関に聞いたり、ハウスメーカーで家を建てられた場合はその後のアフターサービスの際に相談したりすることをおすすめします。

3)中古住宅として売る

二世帯住宅は希望する人が少ない、売り出し価格が高い、注文住宅が多いため間取りが生活スタイルに合わない、(訳あり物件)なのではないかという疑念がわくことが多いため、「売却に時間を要する」と言われます。

ただ、反対にリフォームがしやすい構造である、保証期間が長いなどの住宅の場合、家としての価値があるため、本当に良い二世帯住宅を要望される方には買って頂ける可能性が大きいようです。
(①の場合は特に可能性として大きくなります)

④のタイプの二世帯住宅の場合は1)~3)のどの活用方法にも適しており、将来的な使用用途の選択肢が多く便利です。

反対に、維持管理費が2棟分になるためメンテナンスコストがかかりやすいなど費用面での負担は大きく、また入居者がいない場合は空き家となる可能性があります。

※空き家問題に関しては年々行政が厳しく見ている傾向があります④タイプの二世帯住宅をご検討の方は詳しく行政機関の動向を確認することをおすすめします。

さて、ここからは二世帯住宅の少し細かい悩みに対して考えてみます。

Q. 二世帯住宅の表札・インターホンはどうしたらいいの?

1)玄関が同じ場合(①・②)

インターホンは1つで大丈夫です。

表札は「1つに2つ苗字を書く方法」、「2つ表札を付ける方法」があります。
最近は個人情報のこともあり減ってはいますが、昔は表札にフルネームで家族全員分の名前が書かれていたくらいなので、二行にわたって苗字が描いてあっても違和感はないです。

また、おしゃれな表札や字体が沢山あるため、どちらの方法でも満足のいくエントランスを完成させることができますよ。

2)玄関が別の場合(②・③・④)

玄関が世帯ごとで分かれている場合、インターホンと表札は2つあると便利です。

インターホンを一番使うのは、お客さんや配達業者さんのため、その方々が困らない方法が両世帯にとってのベストな選択かと思います。

Q. 二世帯住宅の場合 水道料金・光熱費ってどうなるの?

1)①②③の場合

土地に対する水道管が一箇所の可能性が高いため、水道会社・電力会社からの請求は二世帯分がまとまったものが届くことが多いです。
そのため、高く感じることもあるかもしれません。
その場合は、お互いにどれだけ費用負担をするかをしっかり決めておくことをおすすめします。

2)④のように水道メーター自体が別々で設置している場合には、水道料金は別々の請求になるため、特に費用負担の相談をするということは必要なくなります。

Q. 二世帯住宅の場合Wi-Fiってどうすればいいの?

こちらはおうちの規模とWi-fi設備によって大きく変化してくる部分です。

A. Wi-Fiには接続できる範囲が限られているため、もし範囲が家全体にかからない場合はルーターなどを用意して範囲を広げることが望ましいです。

また、家族でインターネットを使う方が多い場合(特に動画の視聴など)には通信が遅くなる場合もありますので、契約をする際にプロバイダ会社へ事前にご相談されることをおすすめ致します。

④のような建物完全分離タイプの場合は、水道料金と同様に通信料も世帯で分けることが多く、プロバイダ契約も別々とする方が多いようです。

Q. 二世帯住宅でトラブル・悩みになりやすいことはなに?

A. 1)生活音の問題

二世帯住宅の場合 ライフスタイルに違いがあるケースが多々あり、お互いの理解が必要です。
例えば、子世帯が共働きで夜に洗濯機を使う場合、また、親世帯の就寝時間と重なる場合、多少の生活音への配慮が必要となります。

2)同居に関すること

二世帯住宅において、同居に関することは悩まれることも多いようです。
お互いが配慮しても 人間関係がどうしても上手くいかないことで、ストレスがたまり影響が出る前に、事前に色々と世帯間で約束事を決めるのも良いかも知れません。

3)相続に関すること

二世帯住宅を建てられた後に、相続が発生するケースはございます。二世帯住宅を検討する際は、親族間でどのように相続するかの相談をしておくことがおすすめです。

例)住宅登記を両世帯で登記後、ご両親の相続権が御兄弟・御姉妹にも発生する場合

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● 二世帯住宅で後悔しないために!

  1. 世帯間で間取りの検討をする
  2. 家族内や親族間で話し合いや相談を密にしてアイデアを出し合う
  3. 住宅を建てた後、どのような生活をお互いにしていくのか事前に両世帯で考えること
  4. 相続関係がある場合は事前に専門家に相談すること

2世帯住宅は情報収集だけで無く、ハウスメーカーなどにアイディアを聞いたり、間取り、そして見積書作成を依頼し、具体的な形で検討することが大切です。

また、ご予算の関係で思ったような間取り・大きさが少し希望と違うという事が無いように、両世帯にルールを設ける事も必要となります。是非、事前にしっかりとお打ち合わせの上、確認頂くことで後悔を残さないようにして頂ければと思います。

長文となりましたが、皆様の二世帯住宅が素敵な新生活の場となるよう心より願っております。

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